環境経済・政策研究 第1巻第2号
2008年7月発行 ISBN:978-4-00-022486-4
環境経済・政策に関する研究の現時点での到達点を整理し、今後解明されるべき学術的・社会的課題を提示する。現実の環境問題が突きつけている自然と人間の共生をめぐる根本的な問題提起を真摯に受け止め、環境と両立するサステイナブルな経済と社会を創造する理論と政策を追究しその架橋をめざす研究論集第2号。
目次
- 細田衛士・一ノ瀬大輔
- 法制度によって規定されたリサイクルの数量調整の分析
--容器包装リサイクル法を例に - 吉田文和・吉田晴代
- 中国の循環経済--再生金属産業と家電リサイクルを中心に
- 森 晶寿・孫穎
- 中国の生態工業団地での副産物利用の進展と課題
--蘇州工業団地と包頭アルミ業生態工業団地の事例研究 - 栗山浩一
- 表明選好法におけるバイアスの経済分析
- 吉田謙太郎・金井荘平
- 回避支出法と選択実験による飲料水水質の経済的評価
- 田中健太・中野牧子・馬奈木俊介
- 公共交通機関の有効活用によるCO2削減の可能性
英文要旨