環境経済・政策研究 第4巻第1号
2011年3月発行 ISBN:978-4-00-025801-2
環境経済・政策に関する研究の現時点での到達点を整理し、今後解明されるべき学術的・社会的課題を提示する。現実の環境問題が突きつけている自然と人間の共生をめぐる根本的な問題提起を真摯に受け止め、環境と両立するサステイナブルな経済と社会を創造する理論と政策を追究しその架橋をめざす研究論集第7号。
目次
学術賞受賞記念講演
- 前田 章
- 排出権制度の経済理論と政策的含意
- 碓井健寛
- ごみ有料化後にリバウンドは起こるのか?
- 加藤尊秋・肥田野登
- 仮想評価法における回答時間は、合理的な要因で説明されるか?
--地球温暖化対策を例に - 溝渕健一
- 乗用車のリバウンド効果
--マイクロパネルデータによる推定 - 天野明弘
- 炭素税とその税収活用による炭素排出削減に関する効果について
- 植田和弘・藤川清史
- 天野明弘先生の環境経済・政策研究
環境論壇 再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)について
大橋 弘/木村啓二/阿部力也/伊勢公人/大平佳男/朝野賢司/吉田文和・吉田晴代/飯田哲也
書評
- 中野牧子
- 天野明弘『排出取引 環境と発展を守る経済システムとは』
- 山本雅資
- Massimiliano Mazzanti and Anna Montini (eds.), Waste and Environmental Policy
英文要旨
平成22年度環境経済・政策学会学会賞
環境経済・政策学会2010年大会プログラム