
- 大学院農学研究科 准教授
- 【環境経済・政策学会での活動】
- 環境経済・政策学会 会員 (2006年~現在)
- 理事 (2022-2024年度)
- 環境経済・政策学会 若手支援事業委員 2022-2024年
- 【略歴】
- 2009年3月 九州大学大学院農学研究科博士後期課程卒業 博士(農学)
- 2009年4月 統計数理研究所 博士研究員
- 2011年10月 東京工業大学 情報理工学研究科 特任助教
- 2016年4月 東北大学大学院農学研究科 准教授[現在に至る]
- 【社会貢献活動】
- 2018年〜 国土交通省 河川環境評価手法専門委員会 専門委員
- 2023年 宮城県 環境に配慮した農産物の消費者理解に向けた共創懇話会 講演
- 2024年 福島県 みんなでチャレンジ!環境保全型農業大会 基調講演
- 【ウェブサイト】 https://sites.google.com/tohoku.ac.jp/econimoto/
【研究キーワード】
生物多様性・野生生物の管理・景観・食と幸せ・子ども・地域・リスク・持続可能な社会
【研究内容例】
生き物や景観から食べ物まで対象は幅広いですが、「環境と人々をつなぐ」をテーマに、より幸せが増える(効用が増加する)社会を作っていくために研究しています。具体例は下記です。
・クマの駆除への賛否が生じる要因研究
・有名な鳥や希少種がいない田んぼを消費者は評価するのか?普通の虫の経済評価
・自然観は景観保全にどのように関係するか?
・大学生の食生活と幸福度
・新しい機械は有機農業を推進するか?

【ゼミでの研究・活動】
生物多様性・景観・食・技術ビッグデータの4チームで研究活動を行なっています。研究テーマは2つに関連することも多いです。みんなで東北の森林セラピーの現場に行ったり、ツーリングイベントで地域愛着の調査を行なったり、大学生の食生活についての調査を行なったりと、調査は研究室全体で行うことが多いです。大変なこともありますが、仲が深まるきっかけでもあり、楽しい時間です。

【高校生へのメッセージ】
環境問題は対立構造で語られがちですが、私たち自身も関係者です。私たちが幸せに暮らしていくこと、それは人類以外の生物も幸せに暮らしていくことの上に成り立っています。食や景色、生き物という身近な課題から、社会で明らかになっていない人々の意識や行動を探り、分析することで、この大きな問題解決を推進しています。環境に良いことをしたい、そのために学びたいと思っているなら、ぜひ、井元研究室を覗いてみてください。
