
- 政策学部 教授
- 【環境経済・政策学会での活動】
- 環境経済・政策学会会員(2005年〜現在)
- 理事(2024年度〜現在)
- SEEPSキャンプ実行委員会委員(2021年度)
- 【略歴】
- 2003年3月 京都大学文学部卒業
- 2009年3月 京都大学大学院地球環境学舎博士課程修了 博士(地球環境学)
- 2009年5月 長野大学 博士号取得研究員(JST-RISTEX「地域主導型科学者コミュニティの創生」プロジェクト)
- 2012年4月 総合地球環境学研究所 特任助教(「地域環境知形成による新たなコモンズの創生と持続可能な管理)
- 2012年10月 龍谷大学政策学部 講師
- 2014年4月 龍谷大学政策学部 准教授
- 2024年4月 龍谷大学政策学部 教授
- 【社会貢献活動】
- 2024年〜 滋賀県環境審議委員
- 2023年〜 堺市廃棄物減量等推進審議会委員
- 2022年〜 堺市環境影響評価審議委員
- 2017年〜2023年 大阪市廃棄物減量等推進審議会委員
- 2016年〜2020年 大阪府大規模小売店舗立地審議会委員
- 2016年〜 舞鶴市都市計画審議委員会委員他
- 【ウェブサイト】 https://www.policy.ryukoku.ac.jp/teacher/shimizu.html
【研究キーワード】
公害、地域再生、記憶の継承、公害資料館、アクション・リサーチ、ライフヒストリー
【研究内容例】
・「日本各地での公害の経験を次世代にどのようにして継承していけるか」
・激しい公害の被害者や体験者は徐々に少なくなり、現代の公害被害は目に見えにくいものへと変化しています。
・公害は、災害、戦争、差別などと同様に「負の歴史」と呼ばれ、継承にも難しさが伴います。
・公害を起こさない社会をつくるため、公害経験を語り継ぐ方法を、アクション・リサーチと呼ばれる実践的な研究方法によって明らかにしていきます。


【ゼミでの研究・活動】
大阪市西淀川区で公害地域再生に取り組む「あおぞら財団」との協働で、公害患者さんのインタビュー動画を制作するほか、西淀川区で毎年開催されているアートイベント「みてアート」で公害経験を伝える参加型アートのブースを出展しています。関心の有無や年齢を問わず、公害のない社会について考えられる方法について研究しています。



【高校生へのメッセージ】
公害被害は、汚染物質を取り除いても、公害が忘れられ繰り返される限り、なくなりません。公害の経験を学び、学んだことを他者に伝えることで、人間社会のあり方を深く考えることができ、みなさんの人生を豊かにします。大学だからこそできる、実践を通した深い学びを求めている方におすすめします。
